【書評】行動最適化大全 樺沢紫苑著 ~すべての悩みはこれ一冊で解決~

ビジネス本

「仕事がうまくいかない」「人間関係がうまくいかない」「疲れがたまってとれない」
などは何か知らの悩みを持っていると思います。

ほとんどの悩みは本を読むことで解決できるはず、なのですが。
その多くの悩みの解決方法を記載している「行動最適化大全」を紹介したいと思います。

この本はこんな方におすすめ!
  • 仕事、人間関係、健康などの悩みを抱えている
  • 悩みを解決する方法を知りたい
  • 難しい本は読みたくない
どら
どら

この記事はどらが書きました。

作品と著者の紹介

精神科医の樺沢紫苑先生による著書。(本名は佐々木 信幸さんというようです)
SNS、メールマガジン、YouTubeブログなどで情報を発信し「日本一、情報発信する医師」として活躍されています。

YouTubeで精神科医ならではのうつ病にならない方法や、メンタルを整える方法を発信しています。

「アウトプット大全」「インプット大全」「ストレスフリー超大全」などベストセラー作家でもあります。

本書は、人生の悩みを解決方法、一日を楽しく過ごせる方法を50項目153個にわたって紹介しています。

精神科医である樺沢先生のもとには、日に数十件の悩み相談があるそうです。
実際に受けた悩みをもとに作成されているので、必ず読者の悩みも本書に記載されているはずです。
そして、その悩みの解決方法が具体的に簡潔に記載されています。

今までに出版されている樺沢先生の出版されてきた書籍で紹介されてきた内容、YouTubeで解説されてきた内容などが、本書で総まとめで載っています。
この本一冊あれば、解決方法のポイントが抑えられます。(詳細は各書籍を参照しましょう)

内容の紹介と感想

本書に書かれている内容を紹介します

本書の目次

  • 第Ⅰ部 イラストでわかる 最高の1日をつくる行動の最適化
  • 第Ⅱ部 最新科学・研究結果で説明する 最高の1日をつくる行動の最適化
    「朝」の最適化
    「昼」の最適化
    「夜」の最適化
    「仕事」の最適化
    「学習」の最適化
    「コミュニケーション」の最適化
    「健康」の最適化
    「人生」の最適化

本書の特徴

本書を書店で見つけて、数ページめくってみたときに「?」となりましたが、これが本書の特徴です。

本書は、目次を見てもわかる通り、大きく2部構成となっています。

第Ⅰ部はイラストと一言ポイントで構成されており、直感的にわかりやすくなっています。
第Ⅱ部はそのエビデンスを詳しく紹介されています。

前半がイラストとなっているので、書店で見かけたときには少し驚きました。
というか、「これは違うな」と思いかけたのですが、本書の使い方を確認し購入に至りました。

本書の使い方は、まず目次で最適化したい=解決したい悩みを探します。
その後、第Ⅰ部のイラストを確認しポイントを確認する。
その後、第Ⅱ部で詳細を理解する。
という流れです。

この構成は、普段本を読まない人、また子供にも読んでもらうための工夫ということです。

多くの悩みを抱えている人々は、本を読まない人という結果からこのような構成にされているそうです。
第Ⅱ部も簡潔に書かれているので、大変読みやすくスラスラ読めてしまいます。

もっと活字を読みたい。もっと詳細を知りたい。
という方には物足りないかもしれないですね。
そうゆう方は、他の作品で深掘りするのもいいかもしれません。

同著者の「アウトプット大全」は以下で紹介しています。

【書評】アウトプット大全 著:樺沢紫苑 
本は読むけど内容を覚えていなかったり、なかなか行動に移せなかったりしますよね。話す、書く、行動す=アウトプットする方法を学ぶことができる本の紹介です。この本はこんな方にお勧めです読書をするけど内容をすぐに忘れてしまうアウトプットを通じて自己

内容と感想

本書では、50項目153個の最適化方法が紹介されております。
全てを実施できればそれはとても素晴らしい人生となることでしょうが、まあそうゆうわけにもいきません。

本書でも、できる範囲でやっていくことが推奨されています。
ただし、出来そうなことは、「まずやってみる」ということも大事だということも謳っています。

その中でも、できそうなこと、今後やっていきたいことをいくつピックアップします。

  • 朝の過ごし方
    まず、朝型になること。
    朝型になることの重要性を各章で語っています。

    朝早く起きて(一定の時間に起きる)、朝散歩して、午前中に重要な仕事を片付ける。
    このあたりの話は、他の多くの本に書かれていることなので、絶対実績したほうがいいのでしょう。

    平日であれば仕事のために朝一定の時間に起きる。
    通勤可能であれば駅までの道のりを朝散歩代わりに、在宅勤務であれば朝起きて朝散歩を自主的に行う。
    まではできるんですが、午前中に重要なことをこなす。これが難しいです。

    どうしてもメールチェックに時間をかけたり、午後に向けた準備などをしてしまいがちです。
    仕事との兼ね合いもあるでしょうが、ここを改善していきたいですね。
  • お昼休みの過ごし方。
    リフレッシュのために外食が良いとされています。

    どうしても仕事に忙殺され、なかなかまともに休憩できないことがあります。
    コンビニのパンをかじりながら、パソコンに向き合う。
    こんなやり方は良くないし、午後の仕事にも影響するんでしょう。

    出勤の際にはできるだけ外に出歩く。
    在宅勤務の際には、食事後に少し歩く。
    ということを心がけていきたいと思いました。
  • 夜寝る前の過ごした方
    寝る前の2時間前はスマホを見ない
    たぶん全然できていないと思います、本書でもある通りまずは30分前にはスマホから遠ざけるようにしていきます。

    また、寝る前に「3行ポジティブ日記」を書くということがお勧めされています。
    「よかったこと」「楽しかったこと」1つ1行、3つ紙に書く。
    これでポジティブな思考で寝ることができるそうです。やってみようかな。
  • その他、以下のことも実践していきたい
    毎日の体重計測
    一日2.5ℓの水分補給
    1日3回の「ありがとう」

まとめ

精神科医でベストセラー作家の樺沢紫苑先生が、あらゆる悩みを解決してくれるべく、行動を紹介してくれています。
イラストを使用してわかりやすくまとめられていますので、普段本を読まない人にもオススメです。

先生のもとに寄せられた多くの悩みから構成されているので、自身の悩みに当てはまるものがあるはずです。
自身の悩みに当てはまるもので、やれる範囲のものを「まずやってみる」ことが大事です。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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