近年はyoutuber、ブロガーが書籍を出版することが当たり前になってきましたね。
今回紹介する本もyoutuberの「まぁ~」さんが出版した本になります。
サラリーマンの悩みにこたえるべく、サラリーマン時代に経験し培った知識を
超絶簡潔に「2行」でまとめてくれています。
その「知識」「ノウハウ」が300以上
きっと自身にあうノウハウが見つかるはず。
この記事はどらが書きました。
作品と著者の紹介
本書の著書は、登録者数40万人超えのyoutubeチャンネル「学識サロン」を運営しているまぁ~さんによる著書です。
この学識サロンというyoutubeチャンネルは、以下のコンセプトで運営されています。
普段忙しいサラリーマンの方が短い時間で効率的に学べるように動画を作成しています。
動画を観る時間がない方も、作業をしながらこの動画を『聞き流す』だけでも効率的に学ぶことができるのでお勧めです。
主に、ビジネス書や自己啓発本を約10分でわかりやすく解説してくれています。
本を購入する前に動画を見て購入を決めたり、本を読んでから動画を見て復習したりできるオススメチャンネルです。
類似チャンネル?としてサラタメさんのyoutubeチャンネルがあります。
私はどちらもチャンネル登録しており、併用しています。どちらもお勧め!
まぁ~さん自身は、現在専業YouTuberだそうですが、元々はサラリーマンで苦悩の日々を送っていたようです。
そこから抜け出すためにたくさん本を読み、実践されてきたそうです。
その中で効果があったものを厳選して紹介してくれているのが本書となります。
まぁ~さん自身で、自身の著書の解説動画をアップしていますので、ぜひご覧ください。
内容の紹介と感想
本書に書かれている内容を紹介します
本書の目次
本書の最大の特徴として、1つの「知識」「テクニック」を2行で紹介しています。
これを目次で全て記載しているので、目次が驚愕の14ページです。
目次を読めば紹介されている「知識」「テクニック」全てが網羅されており、一覧表替わりになります。
その中でも、いくつかにカテゴライズされていますのでそちらを目次として紹介します。
- 第1章 ビジネス思考
- 第2章 効率化
- 第3章 コミュニケーション
- 第4章 情報管理
- 第5章 プレゼンテーション
- 第6章 セルフマネジメント
- 第7章 マーケティング
本書の特徴
本書は、タイトルの通り「2行」で仕事に有用な知識、テクニック、ノウハウ、メソッドが紹介されています。
その数300以上。
いずれも、著者が本を読み、実践し、役に立ったものを厳選して紹介してくれていますので説得力があります。
多くの本を読んでいく中で、本に書かれているたった2行でも人生を変えるようなことがある。
このような経験からあらゆる手法を2行という短い文にまとめて表現しているそうです。
読書好きの方には、以前読んだ本に書かれていることだ。
と思うこともあろうかと思います。
私も多くのテクニックでそのように感じました。
ですが、これこをが多くの人が同じことを言っているということで、つまり最適解なのでしょう。
実践して結果が出ているわけですから、多くの人に合うテクニックなのでしょう。
ただし、これを全て実践せよ!というわけではありません。
この本を読んでいる人の環境や状況、合う合わないということを加味し、できることをやってみてほしい、と語っています。
とにかくたくさんあるので、頭から読んでいかなくても、目次をみて気になっている箇所を読み、実践する。
そんな使い方が良いようです。
本書で学べる事、感想
各章で学べることと、私自身感じたことなどを紹介します。
ビジネス思考
自身の成長や、組織の成長に必要な考え方や、ビジネスに必要なフレームワークが紹介されています。
フレームワークについては、コンサルに関する本を読むと必ずと言っていいほど出てきますが、多くが体系的に簡潔にまとめられています。
これをきっかけに必要なフレームワークを深堀していくとよさそうです。
効率化
仕事をしていく中でのテクニックがまとめられています。
PCの使用時の効率化や時間の使い方などが紹介されています。
デスクトップは最小限に、メールの受信箱は空っぽに。
などはほかの本でもよく障害されていますね。
また、「重要な仕事は午前中に!」これはもはや定説ですね。
わかっていてもなかなか実践できないのですが…。
コミュニケーション
いわゆる人間関係に関する思考、テクニックの紹介です。
この章で一番私が刺さった2行が
まとめることができれば、上司は部下より無能で構わない
です。
リーダーとしてまとめる立場にある人が陥りがちなのが、自分でできること、自分で分かることを部下に指示しようする、ことではないでしょうか。
私自身そのような考え方が強く、なかなか作業をメンバーに振れなかったり、自分でやってしまったりします。
この考え方を読んで、少し気が楽になるというか、もう少し考え方をかえていいんだ。
という気持ちになりました。
リーダーとなる立場の人は、責任はとらなければいけないですが、思い切って部下やメンバーに任せるべき、と感じました。
情報管理
デジタルでの情報収集、アナログでの情報収集の心得や情報発信についてが紹介されています。
ここでも多くの本で解説されている、情報発信の大切さについて語られています。
アウトプットすることで情報が整理され、記憶に定着します。
私も、まさに本を読んだらブログにアウトプットする。
ということを多くの本から刺激を受けて実践しています。
ただし、発信する際には注意点もあるので気を付けましょう。
プレゼンテーション
多くのビジネスマンが悩んでいるであろうプレゼンテーションに関するテクニックの紹介。
事前準備~練習~本番 の流れで注意するポイントを多数紹介しています。
資料作成には6割かけて、練習は本番さながらに、多くの人に聞いてもらう。
大きな大事なプレゼンではこのような対応が必要ですね。
セルフマネジメント
モチベーションの保ち方や、仕事との向き合い方などこの章は考えさせられることが多いです。
いくつか刺さった2行を紹介すると。
「好きなこと」と「得意なこと」は違うと意識する。
自分で思っていることと、人が感じていることも違うことがあります。
周りに自分の評価を聞いてみましょう。
期限の前に上がっても仕事の提出を前倒しにしない
これはあまりほかの本で見た記憶がなく、新たな発見でした。
早めに仕上がったら早く提出したいところですが、そこは休憩やほかの仕事の準備に充てるほうが良いようです
マーケティング
業界や自社の分析方法、マーケティング戦略、戦術について紹介されています。
私自身はこのあたりの業種ではないのですが、後半に記載されているウェブマーケティングについては副業を行うにあたり役に立ちそうです。
これからはBtoCの時代。
SEOを理解し、SNSを活用していくことがWebマーケティングに必要なことですね。
まとめ
仕事やビジネスでの悩みに対して、たった2行で解説してくれています。
300以上の「知識」「テクニック」が紹介されていますが、2行で解説されているのでとても読みやすいです。
今悩んでいること、困っていることを目次から見つけ出し実践していくことで解決できることがあると思います。
全部やらなくてよい、できることからです。
実践することが大事。
この先新たな悩みやが発生したら、またこの本を開いてみるのもいいかもしれません。
サラリーマンの悩み解決には同じyoutuberのサラタメさん著の「シン・サラリーマン」もお勧めです。
あらゆる悩みの解決方法については、精神科医の樺沢紫苑さん著の「行動最適化大全」がお勧めです。
本書に書かれていることと同じ方法が記載されており、大事なこととわかります。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント